デプロメールの依存性について
現在、日本国内でSSRI は普及するようになりましたが、このSSRI の類の薬として最も初めに処方されるようになったのがデプロメールになります。デプロメールは選択的セロトニン再取り込みを阻害するお薬となっているため、パニック障害やその他の不安障害に対しての効果を持っています。
現在では他にもSSRI の薬が処方されるようになりましたが、SSRI のお薬の中でもデプロメールは半減期が短く、1日の中で複数回の処方をする必要があります。そのため、依存性がある少々高いと言う薬になるため、デプロメールを処方する医師も少ないと言われているのですが、症状によりどうしてもデプロメールを服用しなければならないのであれば、服用する時間の感覚には注意してください。
多くの場合で朝と夜の2回、1日の中で服用するのですが、これ以上の短い間隔で出プロメールを服用すると依存性が高くなってしまいます。半減期が短いため、効果を感じられなくなり、特に外出中などは強い不安感に襲われると、デプロメールを追加で服用してしまう人がいますが、依存性が高くなればなる程、次々にデプロメールを服用しなければならない状態になります。デプロメールは比較的副作用の少ないお薬となりますので、服用において辛いと感じる部分がなく、こうした事も追加で服用してしまう原因の一つになります。
また、デプロメールを服用し始めてからしっかりと効果を感じまでに、ある程度の期間が必要になるため、この間に強い不満を感じ、量を守らずにデプロメールを服用してしまう人がいます。どちらの場合にしてもデプロメールを必要以上に服用するのは依存性を高めるだけですから、必ず避けるようにしてください。
